5 受検を終えて
合格発表~入学手続きのことや新入生説明会のこと、入学準備テキストとして渡された宿題のことなど受検が終わり、小学生から中学生への移行期間の出来事について書きます。この期間で南多摩中等教育学校での生活のイメージを作っていきました。
5-1 合格発表
受検が終わってから合格発表までの1週間はずっとドキドキしていました。今から勉強しても合否にはかかわりないのですが、合格しているかどうかわからないのです。しかしそのようなことばかり考えていても仕方がないので、合否に対する心配や期待を振り切るように中学の数学や英語の勉強をしていました。
それから、南多摩中等教育学校の学校案内をこの期間で読みました。普通の受検生なら、都立中は1校しか受けられないので、学校選びをするときに読むと思いますが、僕の場合駆け込み受検だったので読んでいませんでした。学校案内を読んで初めて南多摩中等教育学校の教育方針や一日の流れなどを知りました。受検する学校のことを知っておくのは、モチベーションを上げていく方法の1つだと思うので学校案内は早めに読んでおいたほうが良いと思います。
受検の目的でもあった部活の情報も南多摩中等教育学校のホームページからダウンロードして読みました。野球部の活動日や実績、部員数などを調べました。1週間のうち4日だけだったので勉強に支障はないと思います。
そして迎えた2月9日、合格発表当日。「あった!」合格者掲示板に自分の受験番号を見つけました。
今までの頑張りや、父への感謝の気持ち、サポートしてくれた野球チームの人たちへの感謝がこみあげてきて、おもわず泣き崩れてしまいました。父に何度もありがとうを言いました。
合格を野球チームの人たちに報告すると監督、コーチ、仲間たちがみんなで祝福してくれました。本当にうれしかったです。そして感謝の気持ちでいっぱいでした。
5-2 入学準備
入学手続きの提出書類(保健関係書類、生徒証、生徒台帳、振り込み関係書類)を作成しました。願書の手続きも自分でやったので、どうせならすべて自分でやってしまおうと思い、出来るものは自分で作りました。しかしPTAの書類を作り忘れてしまいました。
3月2日の新入生説明会では、中等教育学校生としてどのように生活していくかを聞いたり、学校内を案内してもらったりしました。1年生の教室や食堂などを案内してもらいました。食堂はとても天井が高いです。具体的にどのような話があったかというと、どんなことでも6年後を見据えて計画を立てること。それから普段の生活についての説明を受けました。授業のこと、休み時間のこと、大まかな校則、放課後のことなどたくさん教えてもらいました。
国語、漢字、数学、英語の宿題を説明会でもらったのでその翌日から始めました。そこまで多くはなかったので、2週間で終わらせることができました。
3月になると得点開示が始まるので、早速3月1日に行きました。予想は適性検査Ⅰ、Ⅱそれぞれ80点と75点。しかし実際は適性検査Ⅰがなんと50点。かなりショックでした。適性検査Ⅱは予想を上回り78点でした。思ったより点数が取れていなかったので今は挽回していくつもりで勉強しています。